空から降ってくる vol.4 〜劇場編〜@京都市北文化会館

08/11(sat) People In The Box 空から降ってくる vol.4 〜劇場編〜@京都市北文化会館



一部 (acoustic set)

レントゲン
ベルリン
はじまりの国
火曜日/空室
木曜日/密室
コンドルは飛んでいく‐Simon And Garfunkel
Virtual Insanity‐jamiroquai
土曜日/待合室
天使の胃袋
子供たち


二部 (band set)

ベルリン
親愛なるニュートン街の
犬猫芝居
The king of rock'n'roll‐Prefed Sprout
ユリイカ
新曲(気球)
新曲
水曜日/密室
ニムロッド
旧市街

鍵盤のない、


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すごく久しぶりのピープルだとおもったら意外と五ヶ月しか開いてなかった。すこし雨のにおいの残る京都でのライブ。

劇場編としては去年の六月ぶり。今回も二部構成で、着席してみるのはなんとも慣れなくてむずむずする。電気が落ちてスクリーンに「空から降ってくる」の文字が映し出され、三人が出てくる。大吾マンが持つ赤いタオルのような布が頭上で円を描くと、不思議な音が鳴って、レントゲンへ。一応楽器らしいけど名前は知らないみたいで、「洗濯機にあるネット」と表現してました。(横についてるごみ取りネットのことらしい)

劇場編は普段のライブと違ってMCが多いのも魅力のひとつかなとおもう。楽屋での三人の会話を盗み聞きしてるみたいだった。笑
波多野ちゃんが「やりたいだけ」らしいカバー曲もやってくれたり。三人ともファンクはすきだけど、曲作ると絶対そうはならない、と。わざとハネないようにしてるよね、って大吾マンが言ってた。ファンクなピープルちょっと聴いてみたい気もするけどまったく想像つかないな。


で!!!!


前回同様一部と二部の転換の間、ムービーが…。今回も想像どおり、大吾マン拉致られてた。しかも韓国に。w
波多野ちゃんがラジオのときに「良いキムチは美味しいらしい」みたいなことを言ったから、それなら本場のキムチを食べさせてあげよう!とのこと。で、なにもしらない大吾マンを空港まで連れて行き、韓国へ〜。w

要約すると、
市場でチャンジャ買う→任務完了☆→と、見せかけて、ホテルで寝てる大吾マン起こす→スタッフさん「チャンジャはキムチじゃないとおもうんですよね」「作りに行きましょう」→大吾マン「…馬鹿じゃん…」※早朝です

キムチつくってやっとのおもいで帰国。大吾マンキムチ、チャンジャ、牛角キムチを波多野ちゃんに試食してもらう。

結論:大吾マンキムチ酸っぱい。チャンジャはおいしい。牛角キムチがいちばんおいしい。

ムービーの結論としては、ただただ大吾マンがかわいそうでした。せつない。


いつものSEが鳴って、ベルリンからはじまる二部。バンドセット。やっぱりアコースティックもいいけどこっちだなあとおもう。
大吾マン「新曲二曲続けてやります」
客「えー!!!!!!」
波多野「…嘘うそ(笑)このひと適当だから(笑)」
からの、新曲。なにこの誰も得しない意地悪。

「球体に守られてる」「空を返せ」「声を返せ」

「ついていい嘘なんてひとつもない」

二曲目は特にメッセージ性がつよくて、嘘とか偽ることについて歌っていた気がした。彼のおもいがそのままぶつけられてるような、そんな曲かなあ。

そのあとのMCでは新曲には触れず、ライブの告知などなど。おもわず飛び上がった。11/29、梅田クアトロ。誕生日。誕生日にピープルみたいってずっとおもってたからタイミング良すぎて放心状態。ゲストは後日発表みたいです。ノベンバだったらいいな…とかおもってたり。わくわく。


今年に入ってからもう何度か観てるけど、最近のピープルはとってもたのしそう。それはわたしの気持ちが和らいでるからそうみえるのかもしれないんだけど、切迫感、緊迫感があまり感じられない。それを物足りないっておもう反面、やわらかい一面もみられてうれしいな。心から出会ってよかったとおもう。素敵な夜に、三人に、ありがとう。


「はりつめた氷の上には楽しいことが待っているよ 夢を視ることに目醒めるのさ」